今年の社内セミナー

今年のルミナスは「ミニチュア・シュナウザー」をテーマに5回にわたる社内勉強会を行いました。

例年ルミナスでは年2回外部講師を招いて、今必要な事やスタッフたちに知ってもらいことなどをテーマに勉強会をしております。

僕が大切にしている勉強会のスタイルは、「社内のスタッフだけでの学びの場」。

同じ釜の飯を食うなんて言葉もあるように、日々日常を共にし、同じ理念のもとで仕事をしている仲間同士だからこそ、疑問に思ったり、セミナー後にアウトプットする機会も増えより多くの技術や感覚をものにできると思っています。

セミナーでは講師の小林先生と、去年までは毎週来ていただいていた花形先生が入社１年目の木俣さんから10年以上の経験があるスタッフまで、同じ条件・同じ内容でモデル犬を一人一頭ずつベーシックから仕上げまでトリミングしました。

専門学校を卒業して数か月でも、講師の先生の指導の下、最後の仕上げまで１頭を１人で担当していきます。

学生時代、教本やセミナー講師としてしか見たことのない講師陣に緊張気味の木俣さんですが、今できる事、あと少しでできることをしっかりとこなすだけでなく、自分が今トリミングしている部分が講師のアドバイスでどんどん変わっていく仕上がりを目の当たりにし、感覚を養います。

現在、ルミナスではトリマー歴10年以上のスタッフも複数名おりますが、「小さな違いが大きな差」に気づき初心に戻って、緊張気味で一つ一つ作業を進めていきます。

全ての工程、すべての作業に何となくという言葉はなく、しっかりと意味と意思がある作業を考えます。

ルミナスでは入社から１年かけて学ぶドライングも犬種と目的が変われば、思ったようにいかない事もたくさんあります。

想像する最高ができない経験と悔しさが、プロとしての感覚を育てます。

午前は5回に及ぶ座学とベーシック。

何度見ても発見がたくさん。

前回できなかった事や、出てきた疑問もたくさん教えていただきました。

今年入社した山口さんもルミナス流+αを今までに経験に足していきます。

コロナ禍の中ではありますが、日常生活から気を付け無事に全5回の社内勉強会を終えることができました。

今年も社員旅行は中止にした為、来月は花形先生による社内勉強会を開催します。

テーマは「自由」

トリミングでも、シザーの持ち方やコームの使い方でもウィッグでも個々が今やりたい事を自由に決め行うことにしました。

やりたいことにに悩んでいるスタッフは一人もいなく、すぐに決まったようですが、今からみんなが何をするか楽しみでなりません。

BLOG